現金代わりに使えるデビットカード

クレジットカードのようで、クレジットカードとは大きく異なるデビットカード。

 

その特徴はデビットカードで支払いをした場合、クレジットカードのように後日口座から引き落としがかかるのではなく、即時決済されるために預金不足の場合には利用できないという違いがあります。

 

クレジットカードの場合もデビットカードの場合も銀行口座は不可欠です。そのため、どちらのカードを発行するにしてもまずは銀行口座を持っておくことが必要です。

 

銀行口座から即時決済されるデビットカードの場合、カードを発行するのはカード会社ではなく銀行が直接発行します。即時決済ですので自分の支払い能力を超えた利用はできません。

 

この点が、支払いが後回しになることにより利用金額が把握しにくくなりかねないクレジットカードとはことなるところで、使い過ぎの防止にも役立つでしょう。

 

どうやってデビットカードは申し込むの?

デビットカードの申し込みはそのカードを発行している銀行で行います。ですから、まずは希望するデビットカードを発行している銀行の普通預金の口座を持っていることが必要です。

 

即日発行したい場合、この銀行の口座を持っているかどうかは大きなポイントになります。もしも口座をすでに持っているなら即日発行できる可能性は高まりますが、口座も持っていない場合は、銀行の店舗にまずは出向いて口座の開設をしなければなりません。

 

銀行の口座を持っているのであれば、自分の口座の預金額でしか利用ができませんので、信用力を審査する必要がないためクレジットカードのような厳しい審査はされません。

デビットカード

 

無審査の場合もあれば、銀行口座の開設程度の簡単な審査を要することもありますが、口座の開設ができていればそれほど心配する必要はないでしょう。

 

デビットカードのポイント還元率はクレジットカードと比べると非常に低く、相場としては0.2%ほどです。ほとんどポイントが付かないことも多々あります。

 

ですから、クレジットカードのようにポイント還元でお得な買い物をしたいという方には適さないカードといえるでしょう。

 

また、クレジットカードに付帯されていることの多い国内外の旅行傷害保険やショッピング保険、保証などがありませんので、カードそのものの機能面ではあまり充実しているとは言えません。

 

あくまでも、カードの使い過ぎに注意しながら利用したい、なじみの銀行の発行しているカードを使いたいという場合に便利なカードとして利用するとよいでしょう。

 

また年会費もどのデビットカードを申し込むかによって異なります。年会費無料、初年度のみ無料、有料と現在のところ3パターンが存在しています。

 

さらに、金融機関によっては利用できる時間も制限されている場合もあります。使えない時間帯として多いのは土日の深夜から早朝にかけてです。土日の深夜に支払いで利用することが多い方は、デビットカードが使えなくなることもありますので十分注意しましょう。

 

もちろん、利用時間に制限を加えていない金融機関もありますので、もしも土日も気にせずにデビットカードを使いたい場合はそうした金融機関を探して、口座開設から始めましょう。

 

さらにネットショッピングできるものとできないものもあります。ネットショッピング中心でデビットカードの利用を検討している方は、申し込みの前にネットショッピングに対応しているカードかどうかもしっかりと確認しておきましょう。

 

即日発行はできるのか?

即日発行するには、その銀行の口座をまず持っている可能性は高まるとはいえ、現状即日発行を謳っているデビットカードは存在しません。通常は、2,3週間を要することがほとんどです。

 

とはいえ、銀行のサービスの状況はたびたび変更になる可能性もありますので、こまめに公式のホームページでデビットカードの最短発行日などを調べてみるとよいでしょう。

 

ですから、すぐにでもカードで買い物をしたいという場合、現実的に考えるとデビットカードの即日発行よりも、クレジットカードの即日発行を狙うほうが可能性は高いです。

 

デビットカードならではの利点

即日発行は現状では厳しいとはいえ、デビットカードにはデビットカードならではの利点もあります。

 

その一つは、15歳以上であれば持つことができる可能性が高いという点です。お子さんに現金を持たせるのは抵抗がある場合、デビットカードを発行して現金の代わりに持たせることができます。

 

お子さんの専用の銀行口座を開設していれば、そこに入金した分以上は使用できませんので、使いすぎないように親が管理することも容易です。

 

また、通常は現金で買い物をしている場合でも、どうしてもさらにお金が必要になってしまった時のための奥の手として、デビットカードを持たせておいてもよいでしょう。

 

審査がクレジットカードよりも厳しくないことも利点です。安定した収入がなく、クレジットカードの審査がなかなか通らないという方の場合、状況が整うまでデビットカードでつなぐという使い方も可能でしょう。

 

ただし、前述のようにクレジットカードよりも機能面で充実しているとは言えませんので、もしもクレジットカードのようなポイントや付与されているサービスを利用したいという場合には、状況が整い次第クレジットカードの申し込みをした方がよいかもしれません。

 

このようにデビットカードの利点を整理すると、一番使い勝手がよく感じられる方は、クレジットカードでの支払いは情報が悪用されたり、使いすぎてしまうのが怖いけど現金を持ち歩くのは面倒だし、その都度口座から引き出すと手数料もかかるからできるだけ避けたいという方かもしれません。

 

そのような方がデビットカードを持ち歩けば、小銭をたくさん持ちあることも必要ありませんし、現金が足りないからといっていちいちATMを探すという手間も手数料も省けます。

 

また、現金払いの時のレシートのように、何にどれくらい使用したのかを即時管理し確認したい方が、口座の預金内容を記帳することで家計簿代わりに利用することも可能です。

 

デビットカードの明細をパソコンや携帯などで見ることのできるように設定しておけば、一日の終わりに支払いの状況をすぐに確認できるので大変便利に使うことができるでしょう。

 

さらに、使用するたびに利用の報告をメールで受けられるように設定することもできますので、自分が使った覚えのないタイミングで利用のお知らせが届けばすぐに不正利用がないかどうかを調べることができます。

 

こうした防犯上の特徴もデビットカードの特徴といえるでしょう。

 

デビットカードは銀行が提供する便利なサービスといえます。堅実に預金を管理しながら利用したい方にとっては使い勝手の良いカードといえます。

 

また、頻繁にATMを利用している方はデビットカードを持つだけで手数料を大幅に削減することも可能です。デビットカードは年会費が有料の場合もありますが、せいぜい1000円ほども場合がほとんどです。

 

ですから、年間で10回以上ATMを利用して現金を引き出している方は、一枚デビットカードを持っていればかなりお得に使えるかもしれません。

 

コンビニなどのATMは土日の場合は210円の手数料がかかることもあるため、土日にATMを利用する頻度の高い方はなおさらでbカードを作っておくと役に立つでしょう。

 

ポイント還元率などはクレジットカードより劣るものの、デビットカードならではの特徴を生かして上手に利用することができます。